自動車マフラーの認定基準

自動車マフラーの認定はいくつかの種類があります。

  • JASMA認定品
  • 保安基準適合品
  • 車検対応品

などです。

「保安基準適合品」と「車検対応品」はほぼイコールだと思っていいと思います。
「保安基準適合品」と「車検対応品」は主に法律の保安基準規制値内であれば大丈夫だということを前提に作られているため、保安基準規制値ぎりぎりの音量で作られるマフラーも多いです。

たとえば初期スペックが近接排気騒音94dBで売られたりするものは間違いなく「保安基準適合品」か「車検対応品」になりますが、数ヶ月走行すればほぼ確実に96dBは超えてしまうので数年後の車検には通らなくなる可能性が高いです。

「JASMA認定品」ならば「保安基準適合品」よりも厳しく認定しているので初期スペック94dBで認定がでることはまず無いでしょう。

「JASMA認定品」は数年載っても大丈夫な音量・品質を確保できるであろう商品が認定されます。

そのために「JASMA認定品」のマフラーは初期の近接排気騒音が低い場合が多いのです。

簡単にいえばJASMA認定は保安基準適合品や車検対応品より一歩厳しく認定を行っているという事です。

社外マフラーに交換したいが車検で心配だという方はJASMA認定を受けているマフラーを購入すればとりあえず安心していいです。

ただ、JASMA認定品ではやはり音量が物足りなく感じる場合が多いのでその場合は保安基準適合品を購入してうるさくなってきたらインナーサイレンサー等で対応すれば良いと思います。
(*)検査官や今後の法改正によっては簡単に取り外しできるインナーサイレンサーでは車検に通らない可能性もあります。

JASMAの認定における理念などはJASMAサイトで確認できます。
→JASMA(日本自動車マフラー協会)サイト

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